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Author:ZAKKUN
北海道に住む30代のぐーたらです。お酒飲んでは昼寝してます。
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丘珠駐屯地一般開放 3

昨日のブログに書いたとおり、今日は丘珠駐屯地の一般開放で実施された、防災関係機関合同による訓練展示の様子をご紹介します。

 

近年、日本では大規模な震災の発生が目立ちます。また、温暖化のためか、台風や大雨による水害もたびたび発生しています。大規模災害で道路が寸断されたり、救出に一刻を争うような場合は、空からの救援が非常に重要になります。しかし、防災仕様のヘリコプターはどこにでもあるわけではありませんし、それを扱えるプロもそう多くはありません。このため、関係機関が連携して、作業を分担したり、サポートし合ったりすることにより、効率的に救援活動を進める必要があるわけです。

 

今回の訓練に参加したのは、北海道警察航空隊、北海道防災航空室、札幌市消防航空隊、そして陸上自衛隊の4組織です。

 

OH-1 災害が発生したとの情報に基づき自衛隊が現場に急行し、付近を空から確認します。写真は、被災した建物(訓練ですのでハリボテですが)の状況を確認する陸上自衛隊の OH-1 です。なお、タイムリーな話としては、7月24日未明に岩手県を震源とする震度6強の地震の際も、自衛隊が緊急出動し偵察飛行を行っています。

 

ベル 412EP 偵察隊からの情報に基づき、先遣の救援隊が投入されます。今回の先遣隊役は、北海道警察航空隊と陸上自衛隊が担当。写真は、被災した建物付近に救援隊を降ろす北海道警察航空隊の ベル 412EP 「だいせつ3号」です。

 

ベル 412 ベル 412 先遣の救援隊が怪我人を安全な場所に運び出し、後続の救助ヘリコプターを誘導します。今回の後続救助ヘリ役は、北海道防災航空室と札幌市消防航空隊が担当。後続救助ヘリ隊の搭乗員が怪我人をヘリに収容します。写真左は、北海道防災航空室の ベル 412 「すずらん」。写真右は、札幌市消防航空隊の ベル 412 「さっぽろ」です。

 

UH-1H 怪我人の救助のあと、陸上自衛隊が火災発生現場を消火。写真は、空中から消火活動を行う陸上自衛隊の UH-1H です。

 

ベル 412 ベル 412 訓練のあらすじがひと通り終了し、各ヘリコプター丘珠飛行場内のそれぞれの駐機場に戻って行きます。写真は、観客に向かって手を振るヘリ搭乗員のみなさん。

 

今回の訓練展示は、多くの子供たちが目の当たりにしたことと思います。訓練を公開することには、いろいろな意味があるのでしょうが、子供たちに「カッコいい」と素直に感じてもらうことも、たいへん重要だと思います。最近、意味不明な理由で簡単に他人を殺そうとする事件が後を絶ちません。そんな大人ではなく、人を助ける大人に憧れて欲しいものです。この訓練展示を見た子供たちが皆、人を助けることに関心を持ち、また人を助ける大人に育ってくれれば良いですね。

 


テーマ:航空機 - ジャンル:写真

見に行きたいけど

北海道洞爺湖サミットの関係で、新千歳空港航空自衛隊千歳基地には、各機関の航空機が集結しているようです。そのうち、各国首脳の専用機も飛来することでしょう。飛行機好きの人にとっては、貴重な機会だと思います。ZAKKUNも写真撮りに行きたいです。見に行きたいです。

 

しかし、当然ながら警備は厳重でしょうし、普段は格好の見物場所も封鎖されていたり、交通が規制されていたりしているでしょう。新千歳空港の展望デッキも、7月3日から7月10日までは閉鎖されるとのことです。飛行場周辺でうかうか写真なんて撮っていたら、何度も職務質問を受けることになると思います。

 

良い機会なのですが、まぁ、下手に動くより指を銜えて大人しくしているべきなのかもしれません。でも、エアフォース1とか、写真撮りたいなぁ。

 


テーマ:航空機 - ジャンル:写真

消え行く“鶴丸”

5月20日、日本の空に、ついに エアバスA380 が就航しました。ヨーロッパ協同のエアバス社が開発した、客室が2階建ての大型旅客機です。シンガポール航空がいち早く導入し、このたびシンガポール成田間で営業運行が始まりました。今のところ、成田空港に行かなければ見ることができないわけですが、機会をうまくつかんで、自分の目でその大きさを確かめたいものです。

 

鶴丸マークのB777 さて、日本の空の話題として、ZAKKUN的にとても残念なことがあります。長きにわたり日本航空のシンボルマークだった“鶴丸”が、この5月いっぱいで姿を消すのです。2003年に日本航空と日本エアシステムが経営統合したことに伴い、日本航空の社章としては廃止されていたのですが、飛行機は順次新塗装に塗り替えられてきたわけです。そしてついに、最後に残った鶴丸マークの飛行機も塗り替えられることに。写真は、かなり以前に新千歳空港で撮影した ボーイングB777 です。

 

私、この“鶴丸”マークを考えた人って、すごいと思うのです。戦後の日本が国際社会に復帰するにあたり、世界中の空港で、日々多くの人の目に映ることになるマークですから、いわば日本の顔になるものだったはずです。そこで、日本を代表する鳥である丹頂鶴がデザイン化されたわけですが、色を赤くして羽を丸めた格好にしたのは、当然、白い機体と合わせて日の丸をイメージさせるためのものだったのでしょう。今の日本の地位が確立した背景には、世界中に飛び回った“鶴丸”によるイメージ戦略も大きく貢献していたと思います。すごいなぁ〜。

 

あと、ZAKKUNの個人的イメージではありますが、“鶴丸”といえば「スチュワーデス物語」ですね、やっぱり(笑)。

 

日本航空HP内「さよなら「鶴丸」」: http://www.jal.co.jp/tsurumaru/


テーマ:航空機 - ジャンル:写真

操縦桿から手を離すな〜

テレビのCMで、気になるものがあります。柴咲コウさんの「となり、あいてる?」というセリフが印象的な、「ダイハツ ムーブカスタム」のCMです。柴咲さんがジェット機のパイロットとして登場し、ムーブカスタムを追いかけるやつです。


何が気になるのかというと…、CMの半ばで、柴咲さんがヘルメットのバイザーを上げるシーンがあります。背景は、操縦席後方の地平線が左上がりに傾いていますので、機体は右旋回中です。おそらく、右に旋回しながら地上のムーブカスタムを目視で確認したという設定なのでしょう。


さて、劇中に登場する飛行機はというと、最後のシーンで垂直着陸する点や機体の形状から推測するに、「ハリヤー」という軍用垂直離着陸機をイメージしたものだと思います。ハリヤーに限らず、現用の小型飛行機のほとんどは、右手で操縦桿を、左手でスロットル(エンジンの出力を調整するアクセルのようなものです。)を操作します。


そこでです。バイザーを上げるシーンをよく見ると、どう見ても右手で上げています。ということは、右旋回中に操縦桿から手を離していることになります。疑問だ…。


いえいえ、別にCMにケチを付ける気はありません。単なるオタクの視点です。操縦桿から手を離して、どうやって旋回中の機体を維持するのかなぁ〜と…。操縦桿を左手に持ち替えたのかな?


ダイハツのホームページ内「ムーブカスタム TV−CM 「ジェット機」 篇」 : http://www.daihatsu.co.jp/showroom/cm/index.htm


 


テーマ:CM - ジャンル:テレビ・ラジオ

消え行く航空機関士

航空機関士」って、ご存知ですか? 航空機関士は、飛行機のコクピットに乗り組み、その機体のシステムを最適に作動させる乗組員です。パイロットを支える“陰の職人”といったところでしょうか。


飛行機は、複雑で膨大なシステムの塊りと言ってよいでしょう。エンジンはもちろん、それに燃料を供給するシステム、目的地までの距離や航路、高度、燃料消費の関係を総合的に判断する航法システム、そのほか油圧システム、与圧システム、消火システムなどなど…、とにかくたくさんあるわけです。航空機関士は、パイロットが飛行機の操縦に専念できるように、これらのシステムを常に監視し、その飛行機が最適な環境に置かれるように操作するのが主な仕事です。経験から先の先を読み、事故の予防はもちろん、経済性や目的地までの時間短縮なんかも追求する“職人さん”なのです。


しかし、近年のコンピュ−タ−の急速な発達で、航空機関士の仕事は機械が担うようになってきました。以前は、操縦士(パイロット)、副操縦士(コ・パイロット)、航空機関士(フライト・エンジニア)の3人が乗り組んでいた大型の飛行機も、現在ではコンピューターがシステム管理やパイロットの支援を行う機体が主流になり、コクピットにはパイロット2人しか乗り組まなくても済むようになりました。日本の空では、3人が乗り組む旅客機は、もはや旧式の存在です。このため、航空機関士という仕事自体が消えつつあるのです。


ZAKKUNは、航空機関士のような“陰で支えてる人”がとても好きです。どんなに優秀な主演俳優も、助演賞を取るのは難しいはずです。それは、助演俳優には“助演”という専門の道があるからだと思います。世の中、主演の格が上で、助演が下というものでは決してありません。周りの人の目に入りやすいかどうかだけなのです。テレビでよく見る有名人だって、多くの人に支えられて、そこにいることを忘れてはいけませんね。見えにくいからこそ光を当てたい職業って、すごくたくさんあると思います。個人的にそんなふうに思っている中、航空機関士という職業が消えていくのは、とても残念です。


yahoo JAPANニュース「消えゆく空の職人技 進むジャンボ機ハイテク化 在来機引退、機関士も職種替え」: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070106-00000026-san-soci



テーマ:徒然なるままに - ジャンル:日記

お疲れ様 YS−11

今日(9月30日)、唯一の国産旅客機「YS−11」は、定期航空路線としての最後のフライトを行いました。これをもって、YS−11は日本の定期航空路線から引退します。1965年の就航以来41年間、本当にお疲れ様でした。


ラストフライトは、9月30日(土)、日本エアコミューターのJAC3806便、沖永良部15:55発、鹿児島17:30着でした。鹿児島空港に無事到着したYS−11は、消防車のウォーターアーチを潜り、鹿児島らしく焼酎をかけられて労われたそうです。あー、ZAKKUNもラストフライトに乗りたかったなぁ〜。


ZAKKUNが最後にYS−11に乗ったのは、2002年の秋だったと記憶しています。エアーニッポンの札幌(丘珠)発函館行きでした。とてもレトロチックで、機内の照明も輪型の蛍光灯。その翌年の2003年8月31日、北海道の定期航空路線からYS−11は引退しました。その後も日本エアコミューターが西日本・九州路線で使用し続けましたが、航空法の改正により、機体への衝突防止装置の設置が義務付けられたため、改修経費の関係で、その全機が日本の定期航空路線から引退することになったわけです。


YS-11離陸 YS−11上昇中 写真は、2002年の秋、札幌丘珠空港にて撮影したエアーニッポンのYS−11です。なお、YS−11は航空自衛隊や海上保安庁などで、もうしばらく使用されます。とはいっても、昭和の面影がまたひとつ、消えてしまったことに変わりありませんね。


ウィキペディア「YS−11」: http://ja.wikipedia.org/wiki/YS-11


日本エアコミューターのHP: http://www.jac.co.jp/


テーマ:ニュース・社会 - ジャンル:ニュース

航空ページェント開催

ピッツS-2B 2年に一度の「航空ページェント」が9月10日(日)に開催される予定です。北海道の二大航空祭といえば、航空自衛隊千歳基地主催の「千歳基地航空祭」と北海道航空協会他主催の「航空ページェント」です。千歳基地航空祭は8月5日(土)に素晴らしい天気の下で一日が終了しましたが、航空ページェントの方は雑誌「航空ファン」にも記事が載らず、今年は開催しないのかな?と思っていました。ところが、昨日、航空ページェントの公式ページを見つけました。記事によると、24回目となる今年は、9月10日(日)開催予定だそうです。なお、この記事に掲載する写真は前回(第23回/平成16年9月12日)撮影したものです。


航空ページェントは、北海道航空協会と(社)北海道スカイスポーツ協会が主催する航空祭。過去の状況では、民間主催で全国一の規模を誇り、「航空祭」としてもトップクラスと言われています。何よりも、いろんな種類をたくさん見るなら、全国どこを探してもこれほどすごいイベントはないでしょう。民間グライダーからジェット戦闘機まで、北海道模型連盟からアメリカ空海軍まで、いろんな飛行機とその所属団体が参加します。


P-3C  ガルフストリーム 一日のフライトスケジュールはまさに分刻み。会場上空をどんどんフライパスしていきます。写真左は海上自衛隊のロッキード P−3C、写真右は国土交通省航空局のガルフストリーム。


ピッツS-2B 民間アクロバットチームの曲芸飛行も見物です。写真は民間アクロバットチーム「エアロック」のピッツ S−2B。


EC135  E-2C 会場となる陸上自衛隊丘珠駐屯地の滑走路が短いため、ジェット戦闘機などは飛行展示のみとなりますが、それでも地上展示は官民軍が入り交じって会場いっぱいです。今年も例年と同じような規模・内容になるようです。写真左は北海道新聞社の社用ヘリ ユーロコプター EC135T2、写真右はアメリカ海軍のノースロップ・グラマン E−2C。


さて…、とっても残念なんですが、私は9月9日(土)からダイビングの修行の旅に出るため、北海道を離れます。このことについては後日ということで、とにかく残念! 開催日程をもっと早く知りたかったです…(泣)。 航空祭に行ったことのない方、航空ページェントを見たことのない方、北海道外にお住まいの方などなど、北海道の秋を一日、空のイベントで過ごしてみてはいかがですか? 私も行きたい…とほほ。


 第24回航空ページェント(予定)


 日時: 平成18年9月10日(日) 8:30〜15:00


 会場: 陸上自衛隊丘珠駐屯地(札幌飛行場)(札幌丘珠空港となり)


 主催: 北海道航空協会、(社)北海道スカイスポーツ協会


 公式HP: http://www008.upp.so-net.ne.jp/pageant/


 アクセス: 地下鉄(札幌市交通局)東豊線「栄町」駅下車 徒歩約15分


JR札幌駅地下の「さっぽろ」駅から「栄町」駅の所要時間は11分、片道240円。「栄町」駅は終点です。場合によっては、土日一日乗車券「ドニチカキップ」(500円)がお得ですよ。札幌市交通局HPはこちら http://www.city.sapporo.jp/st/ 


テーマ:札幌/北海道の地域ネタ - ジャンル:地域情報

飛行機雲

今夜は、「飛行機雲」について書いてみようと思います。飛行機雲は、広い意味で3種類あるんです。以下の写真はすべて、2006年8月5日(土)に航空自衛隊千歳基地にて開催された「千歳基地航空祭」の会場で撮影したものです。


B747の飛行機雲 ときどき、こんな飛行機雲を見かけますね。空を見上げて、これを「飛行機雲だ」と思っている方は、もちろん正解で、狭い意味でも「飛行機雲」です。


一般的に物が燃えると、燃えカスと二酸化炭素と水蒸気ができることは、小学生のときに習いました。飛行機はエンジンを使って飛んでいることは、ご存知のとおり。エンジンは燃料を燃やして動力を発生させていることもご存知のとおり。だから飛行機が飛んだ跡には、燃えカスと二酸化炭素と水蒸気が残るわけです。


ジェット旅客機が巡航する高度は、高度1万メートル前後で、気温はマイナス40℃以下になります。エンジンから出た排気ガスに含まれる水蒸気は、一気に冷やされて小さな氷の粒になります。この連続体が雲になって見えるのが上のような飛行機雲です。


理論的には、プロペラ機だってエンジンを使っているわけですから、飛行機雲はできるはずです。とは言うものの、飛行機がそのとき飛んでいる高度やそのときの周りの温度・湿度、空気の流れなど、様々な条件がそろって発生するものなんだそうです。


写真は、航空祭の会場から空を見上げたら、飛行機雲を残しながらたくさん民間機が飛んでいたので、そのうちの1機(ボーイング747)を撮影したものです。


F−15のベイパー 次に、飛行機の翼の先端から出るような飛行機雲です。戦闘機が好きな方にとってはおなじみですね。


なぜかを書くとえらく長文になりますので省きますが、飛行機の翼の先端では、温度や気圧が下がります。湿度が高いときは、翼の先端あたりの空気が飽和水蒸気量の限界を超えてしまい、空気に溶け込めなくなった水蒸気が雲となって連続して現れるのです。


夏の湿度の高いときに戦闘機などが急激な機動飛行を行うと、写真のような飛行機雲ができます。また雲の低い日のような湿度がとても高い日は、旅客機の翼でも見ることができます。この飛行機雲は、専門用語では「ベイパー」(vapor:蒸気、臨界温度以下の気体の意味)と言います。ベイパーが発生した空気の湿度や気圧は、通常はすぐに元に戻りますので、ベイパーはまた空気に溶け込んでしまいます。このため長く見え続けることはありません。


写真は、航空自衛隊のボーイング F−15J です。F−15の機動飛行は、航空祭で一番胸が躍ります。


ブルーインパルスのスモーク 最後が、曲芸飛行なんかで見ることができる飛行機雲です。オリンピックの開会式では、定番になっています。


これ、みなさんご存知だと思いますが、人工的に作った「煙」です。専門用語でも、そのまんまで「スモーク」と言います。スモークの作り方は様々ですが、ジェット機による曲芸飛行の場合は、エンジンの排気口近くに油を霧吹きして、排気ガスの高温でくすぶらせることにより作るのが一般的です。煙ですから、狭い意味では「飛行機雲」ではありません。作りたいときに作れるものです。じゃなきゃ、見せ物になりませんね。


写真は、航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」(正式には「第11飛行隊」と言います。)を撮影したものです。ブルーインパルスが参加する航空祭では、どこでも一番の目玉になっているはずです。実際に自分の目で見たことない方は、ぜひ一度見てみることをオススメします。天候により演技科目もいろいろあるのですが、条件が良ければとにかく「すごい」の一言です。綺麗で壮大で、拍手拍手ですよ。


テーマ:雑学 - ジャンル:その他



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